バイオリンの弾き方
ボウイング
弦を直角に横切るように
弦を直角に横切るように弓を動かします。指板の切れ目と駒の真ん中あたりで弾くのが基本です。
弾くのは手ではなく、弓
バイオリンを弾くのはあくまでも弓で、私たちの手ではありません。手は弓がなるべく美しい音を出せるように介添えしてあげるだけなのです。そのために、弓を支えたり動かしたりする力は最小限に抑え、なるべく自然に弓と腕の重みだけでなめらかにボウイングができるのが美しい音作りになります。とはいえ、初心者の方はどうしても力がぎゅうっと入ってしまうことがままあります。そんなときは無理せず、右肩をぐるぐる回したりしてリラックスしてください。コツをつかむまでには多少時間がかかりますから。
(村川千尋著「今日からバイオリン」ヤマハミュージックメディア刊より)
楽器解体全書:バイオリンの目次
マメ知識
- バイオリンのf字孔は、昔はC字形やS字形だった
- なぜf字孔なのか
- バイオリニストは馬に頭が上がらない?
- スチール弦か、ガット弦か、それが問題だ
- あご当てはバイオリンの縁の下の力持ち?
- バイオリンのニスのほとんどは医薬品でもある
- バイオリンの名曲-独奏曲編 I
- バイオリンの名曲-独奏曲編 II
- バイオリンの名曲-独奏曲編 III
- バイオリンの名曲-協奏曲編 I
- バイオリンの名曲-協奏曲編 II
- ビオラの名曲-室内楽編
- ビオラの名曲-協奏曲編
- チェロの名曲-協奏曲編 I
- チェロの名曲-協奏曲編 II
- チェロの名曲-独奏曲編
- コントラバスの名曲-協奏曲編
- コントラバスの名曲-室内楽編
- コントラバスの活躍するオーケストラの名曲
- 弓の手で持つ部分の呼び方は?