バイオリンの弾き方
まずは基本の構え方
楽器の構え方
楽器が安定するように、あごと肩ではさむように支えます。あご当ては19世紀初めに開発されたもので、楽器が支えやすくなり、演奏技術の向上にも大きな役割を果たしました。初期のバイオリンは胸や肩に当てて構えていたようです。
弓の持ち方
通常は右手で弓を持ちます。指でつまむようにして、力はあまり入れすぎません。弓の動かし方(ボウイング)によって、音の長さ、強さ、音色などをさまざまに表現します。
左手
親指の腹と、人差し指の付け根のあたりで軽くネックを支えます。弦を押さえるのは人差し指から小指までの4本です。バイオリンはギターと違ってフレットがないので、弦に当たる指の角度がわずかに変わっただけでも指がずれてしまいます。
楽器解体全書:バイオリンの目次
マメ知識
- バイオリンのf字孔は、昔はC字形やS字形だった
- なぜf字孔なのか
- バイオリニストは馬に頭が上がらない?
- スチール弦か、ガット弦か、それが問題だ
- あご当てはバイオリンの縁の下の力持ち?
- バイオリンのニスのほとんどは医薬品でもある
- バイオリンの名曲-独奏曲編 I
- バイオリンの名曲-独奏曲編 II
- バイオリンの名曲-独奏曲編 III
- バイオリンの名曲-協奏曲編 I
- バイオリンの名曲-協奏曲編 II
- ビオラの名曲-室内楽編
- ビオラの名曲-協奏曲編
- チェロの名曲-協奏曲編 I
- チェロの名曲-協奏曲編 II
- チェロの名曲-独奏曲編
- コントラバスの名曲-協奏曲編
- コントラバスの名曲-室内楽編
- コントラバスの活躍するオーケストラの名曲
- 弓の手で持つ部分の呼び方は?