ブランドと歴史

[ 画像 ] ヤマハ創業者「山葉寅楠」

「ヤマハ株式会社」は1987(昭和62)年10月1日、その前身「日本楽器製造株式会社」から現在の社名に変更しました。
それは創業者山葉寅楠(1851(嘉永4)年4月20日生、1916(大正5)年8月8日没)が、静岡県浜松市で1台の壊れたオルガンの修理をきっかけにして創業を開始してからちょうど100年目の年でもありました。当社の商標「YAMAHA」はこの創業者の名に由来します。
1887年に浜松尋常小学校の壊れたオルガンの修理に成功したところからオルガン製作を決意し、1889(明治22)年浜松に合資会社山葉風琴製造所を設立しました。1897年(明治30)年10月12日には資本金10万円で日本楽器製造株式会社を設立し、初代社長に就任しました。



1887年の創業から130年以上経た現在、ヤマハグループの企業経営の「軸」となる考え方は、「ヤマハフィロソフィー」として体系化し表しています。
さらに2019年、ヤマハが人々の人生にもたらす価値を「ブランドプロミス」として定め、人々が心震わす瞬間を”Make Waves”という言葉で表現しました。

1887 山葉寅楠が浜松尋常小学校でオルガンを修理、同年11月にオルガン製作に成功
[ 画像 ] 1887:山葉寅楠が浜松尋常小学校(現元城小学校)でオルガンを修理
1889 当社の前身である合資会社山葉風琴製造所を設立
1897 日本楽器製造株式会社を資本金10万円にて設立
1900 ピアノの製造を開始
1949 東京証券取引所に株式を上場
1954 オルガンの教室を開講(ヤマハ音楽教室の前身)
[ 画像 ] 1954:オルガンの教室を開講(ヤマハ音楽教室の前身)
オーディオの製造を開始(HiFiプレーヤー)
オートバイの製造を開始
1955 オートバイ部門をヤマハ発動機株式会社として分離
1958 メキシコに最初の海外法人 ヤマハ・デ・メヒコを設立
1959 スポーツ用品の製造を開始(FRP製アーチェリー)
電子オルガン(エレクトーン®)の製造を開始
1960 アメリカに販売子会社 ヤマハ・インターナショナル・コーポレーション(現ヤマハ・コーポレーション・オブ・アメリカ)を設立
1962 レクリェーション事業を開始
1964 リビング用品の製造を開始(FRP製バスタブ)
1965 管楽器の製造を開始
1966 財団法人ヤマハ音楽振興会を発足(2011年、一般財団法人に移行)
西ドイツ(当時)に販売子会社 ヤマハ・ヨーロッパを設立
1968 日本初の株式時価発行を実施
1971 半導体の生産を開始
1980 ヤマハピアノテクニカルアカデミーを設立
1987 創業100周年を機に、社名を日本楽器製造株式会社からヤマハ株式会社に変更
ヤマハ英語教室を開始
1989 中国に電子楽器製造・販売子会社 天津ヤマハ電子楽器を設立
2002 中国に投資管理会社 ヤマハ楽器音響(中国)を設立
ドイツに欧州統括会社 ヤマハ・ミュージック・ホールディングス・ヨーロッパ(現ヤマハ・ミュージック・ヨーロッパ)を設立
2005 ドイツの音楽制作用ソフトウェア開発・販売会社 スタインバーグ社を買収
2007 音楽ソフト事業統括会社 株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスを設立
リゾート事業4施設を三井不動産リゾート(株)に譲渡
2008 オーストリアのピアノメーカー ベーゼンドルファー社を買収
フランスの業務用スピーカー製造・販売会社 ネキソ社を買収
2010 ヤマハ銀座ビルをリニューアルオープン
リビング事業子会社 ヤマハリビングテック株式会社の株式を譲渡
ピアノ国内生産拠点を掛川工場へ統合
2012 管楽器国内生産拠点を豊岡工場へ統合
創業125周年
2013 国内の楽器・音響機器卸販売および教室事業を行う(株)ヤマハミュージックジャパンを設立
2014 米国の楽器・音響機器メーカー Line 6社を買収
米国の通信・音響機器メーカー Revolabs社を買収
国内における楽器・音響機器の生産事業を製造子会社に承継
2015 国内音楽教室の運営業務をヤマハ音楽振興会に一元化
ヤマハ鹿児島セミコンダクタ(株)をフェニテックコンダクター(株)に譲渡
2017 リゾート事業施設「つま恋」をホテルマネージメントインターナショナル(株)に譲渡
2018 米国のベースアンプ・エフェクター Ampegブランドの事業譲受
研究・開発拠点「イノベーションセンター」開発棟を竣工
企業ミュージアム「イノベーションロード」をオープン