"I Play Yamaha"
Shigenori Kudo(工藤 重典)

[ 画像 ] Shigenori Kudo(工藤 重典)

札幌生まれ。10歳より佐々木伸浩にフルートの指導を受け、桐朋学園にて峰岸壮一に師事。パリ音楽院では、ジャン=ピエール・ランパルに師事し、1979年1等賞で卒業。前年の1978年に行われた、第2回パリ国際フルートコンクールで優勝、あわせてフランス独奏家協議会賞を受賞した。1980年に行われた第1回ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクールでも優勝、フランス共和国大統領賞を同時受賞し、一躍注目を集めた。
これまでに世界の180を超える都市を訪れ、欧米各地の30以上のオーケストラと度々共演。小澤征爾、ネヴィル・マリナー、レナード・スラットキン、クシシュトフ・ペンデレツキなどの指揮者や、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ランパル、ジェシー・ノーマン、マリア=ジョアン・ピリス、ユーリ・バシュメットらトップアーティストと共演し、国際的なソリストとして活躍。1994年には、地中海洋上フェスティバルに招かれ、ロストロポーヴィチ、オーギュスタン・デュメイ、ピリス、バシュメット、ブルーノ・レオナルド・ゲルバー、ギル・シャハムなどと共に約2週間の演奏旅行を行った。1998年、長野オリンピック関連コンサートで小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラと共演。レコーディングも精力的に行い、国内外のレーベルから60タイトル以上のCDをリリース、「ランパル&工藤重典/夢の饗演(ソニー・クラシカル)」は、1988年度文化庁芸術作品賞を受賞した。
近年は、パリの仲間たちと結成した「アンサンブル・エスプリ・フランセ」や、ジャズ界の大御所クロード・ボリングとの国内外でのツアー、フランスを中心とした各種音楽祭への参加など、意欲的な活動を続けている。水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラには長年に渡り参加し、現在ではオーケストラ・アンサンブル金沢特任首席奏者も務めている。NHK教育テレビ「趣味悠々」フルート講座の講師を務め、NHK総合テレビ「トップランナー」「スタジオパーク」などのテレビ出演も話題を集めた。
さらに指導者としても、東京音楽大学教授、パリ・エコール・ノルマル音楽院教授、上野学園大学客員教授、大阪音楽大学客員教授、エリザベート音楽大学客員教授を務め、後進の育成にあたっている。