"I Play Yamaha"
Jeff Schroeder

[ 画像 ] Jeff Schroeder

ジェフ・シュローダーは、2007年以降、世界的なバンド、スマッシング・パンプキンズのメンバーとしてツアーやレコーディングを精力的に行っている。
ロサンゼルスで育ったジェフは、ラァシィ・ファンデーションなど多くのバンドで活動した。特に、ブリティッシュ・シューゲイズとビーチ・ボーイズのボーカル・ハーモニーをミックスしたと称されるバンド、ラァシィ・ファンデーションの一員として、1997年から2004年にかけ3枚のアルバムと2枚のEPをリリースしている。
その後、ロサンゼルスにあるカリフォルニア大学で比較文学の博士号を取得するため、2001年から2007年にかけては音楽業界から距離を置いていたが、2006年秋、スマッシング・パンプキンズのアルバム『ツァイトガイスト』(2007年)制作のため、当時ロサンゼルスにいた、ビリー・コーガンに出会ったことが転機となり、2007年春には、再結成されたスマッシング・パンプキンズに加入し、アルバム『ツァイトガイスト』の世界ツアーに参加、2007年夏にサンフランシスコのフィルモア・オーディトリアムでの伝説のライブでも演奏し、その模様はライブDVD『イフ・オール・ゴーズ・ロング』(2008年)に収録されている。
レコーディングにおいても、同バンドのアルバム『ティアガーデン・バイ・カレイドスコープ』に収録された最後2曲のレコーディングをきっかけに、アルバム『オセアニア~海洋の彼方』(2012年)、『モニュメンツ・トゥ・アン・エレジー』(2014年)にも参加、今やバンドのレコーディングに欠かせないメンバーとして定着している。
スマッシング・パンプキンズでの活動のほか、アジアン・チェアショットという韓国のオルタナティヴバンドのメンバーとしてEPとフルアルバムをそれぞれ1枚ずつリリースしている。
近年は、拠点とするイリノイ州・シカゴで、スコット・ハッセからジャズ・ギターを学ぶとともに、同州のキャンペーン・アーバナ地区でのインディー音楽シーンを描いた音楽ドキュメンタリーのサウンドトラック、インストルメンタル・ギターのEP制作を行っている。

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