"I Play Yamaha"
Norah Jones

2003年のグラミー賞で歴史にも残る華々しい記録を打ち立てたノラ・ジョーンズは、世界中から愛されるアーティストに成長した。どこにでもいる「近所の女の子」的な親しみやすさを持ちながらも、その歌声には、現在のミュージック・シーンでも最高といえる力強さが備わっている。彼女はステージを良く知るアーティストでもあり、そのキャリアは5歳のときに教会の聖歌隊に加わったことから始まる。北テキサス州立大学でジャズ・ピアノを専攻した10代を経て、22歳のときにはレコーディング・アーティストとなった。ノラの才能は、音楽に寄せる情熱から開花されたものであるといえる。彼女はヤマハコンサートグランドピアノを使い、自身の音楽を作曲、アレンジそしてプロデュースを行うと同時に、ジャズ・スタンダードも演奏している。