"I Play Yamaha"
Jamie Cullum

[ 画像 ] Jamie Cullum

計65万枚以上のセールスを達成したジェイミー・カラムの音楽史、そして伝説への長い道のりは始まったばかり。船上や結婚式での演奏など下積み時代を経てきた彼だが、アルバム『Twentysomething』がダブル・プラチナムに輝いた今、もはや自分の過去を振り返ることなどない。往年の、囁きかけるようなジャズを彷彿とさせる彼の音楽だが、それでも、ただノスタルジックな追憶を呼び起こさせるだけのものではない。クールで端正なフランク・シナトラに対し、若さ溢れる、尖った印象のジェイミー・カラム。往年のポップ・ソングやヒット・ソングに対する燃え立つような表現力は、世代と国境を越えたファン層の拡大につながっている。ブロードウェイ・ミュージカルに向けた作曲、英国での女王御前上演、ソールドアウト連発の日本、ヨーロッパ、そしてアメリカでの公演も含め、彼に対する称賛はあとを絶たない。レイ・チャールズやエルトン・ジョンなどの伝説的なアーティストや、アリシア・キーズやジョシュ・グローバンなどが名を連ねるヤマハ・アーティストの仲間入りを果たした。