"I Play Yamaha"
Matt Cameron

マット・キャメロンは14歳にしてプロのドラマーとしてカルフォルニア州サンディエゴの様々なバンドで活動を始めた。17～19歳には、サンディエゴ交響楽団の打楽器奏者ジョン・サントとともに個人レッスンを受けるなど非凡な才能を発揮する。
1983年、20歳でシアトルに移ってからは、そこで活動する数多くのバンドで演奏経験を積み、シアトルのクリエイティブな音楽シーンから大いに刺激を受けた。そして、1986年キム・セイルに出会い、当時結成間もないバンド、Soundgardenに加入する。Soundgardenは世界ツアーを何度も行い、アルバムを5枚リリースし、グラミー賞を2度受賞した。
1997年、Soundgardenが解散。その翌年からはPearl Jamに加入し、精力的にツアーを行いながら、これまでに4枚のスタジオ・アルバムをリリースしている。
2012年から13年にかけては再結成したSoundgardenのメンバーとしてツアーに参加、アルバム『King Animal』を新たにリリースした。またPearl Jamのメンバーとしても2009年リリースの『Backspacer』に続くアルバムを制作するなど、現在に至るまで目覚ましい活躍を続けている。