"I Play Yamaha"
Abraham Laboriel

[ 画像 ] Abraham Laboriel

ホンジュラスのガリフナ民族出身の両親のもと、メキシコシティで生まれ育つ。早くから優れた作曲家でギタリストだった父親から手ほどきを受け音楽の才能が開花。先駆的なジャズグループである、フレンドシップをアーニー・ワッツ、リー・リトナー、アレックス・アクーニャと、またコイノニアをジュスト・アルマリオ、アレックス・アクーニャとそれぞれ結成したことでも知られる。これまで、アル・ジャロウ、ダイアン・リーヴス、ジョージ・ベンソン、ラリー・カールトン、デイヴ・グルーシン、エラ・フィッツジェラルド、ハービー・ハンコック、ジョー・ラバーノ、マンハッタン・トランスファー、ジョー・サンプル、ザ・クルセイダーズ、カーク・ウェイラム、ジョー・ウィリアムスなど世界に名だたるジャズアーティストとレコーディングやライブ活動を行っている。
その他、クインシー・ジョーンズ、ライオネル・リッチー、レイ・チャールズ、マイケル・ジャクソン、ドーリー・パートン、クリント・ブラック、ヘンリー・マンシーニ、バート・バカラック、ハーブ・アルパート、バーブラ・ストライサンド、プラシド・ドミンゴなどのアーティストのレコーディングに参加。ラテン音楽の分野でも、ルーベン・ブラデス、フリオ・イグレシアス、パコ・デ・ルシア、ロベルト・カルロス、ルイス・ミゲル、リカルド・アルホナ、アナ・ガブリエル、ジュアン・ガブリエル、ホセ・ホセ、カフェ・キジャーノ、アルマンド・マンサネーロ、ドリ・カイミ、ジャヴァン、ジルベルト・ジル、ジョアン・ジルベルト、イヴァン・リンス、パトリシア・ソーサ、マルコ・アントニオ・ソリスと共演した。また『トッツィー』、『愛と追憶の日々』、『フォレスト・ガンプ』、『インクレディブルス』、『レミーの美味しいレストラン』、『ミッション・インポッシブル4』、『アナと雪の女王』など数多くの映画のサウンドトラックや米国のTVドラマシリーズ『ハワイ5-0』のテーマ曲にもベーシストとして参加している。
近年では、ゴスペルやワーシップ音楽のアルバムを数多くリリースし高い評価を受けており、アンドレ・クラウチ、テイク・シックス、キース・グリーン、セカンド・チャプター・オブ・アクツ、フィル・ドリスコル、インペリアルズ・アンド・チャック・ギラードなどのレコーディングをはじめ、ワイナンズ、ベベ&シーシー・ワイナンス、ドニー・マクラーキン、ヘレン・ベイラーなどのデビューアルバムなどにも参加している。またインテグリティー・ミュージックよりリリースされた先駆的なワーシップシリーズではロン・ケノリー、アルバン・スローター、ドン・モーエンと、そのほか牧師でワーシップ界のリーダーであるマルコス・ヴィダルともコラボレートしている。
教育者としても精力的に後進の指導にあたり、バークリー音楽大学、ピッツバーグ大学では客員教授を務め、一方でサドルバッグ・アンド・ウイロー・クリーク・コミュニティ教会をはじめ米国を含む世界中の教会でワーシップ・リーダー、指導者を務める。
現在はジュスト・アルマリオ、グレッグ・マティソン、ビル・マックスウェルとともに、自身のバンドであるオープン・ハンズでの活動を行っている。

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