"I Play Yamaha"
Steve Gadd

[ 画像 ] Steve Gadd

スティーブ・ガッドは、世界的な人気を誇るミュージシャンである。様々な音楽スタイルを自在に叩きこなす、最も影響力のあるドラマーとして知られる。ポール・サイモンの“Fifty Ways”、スティーリー・ダンの“Aja”、そしてチック・コリアの“Nite Sprite”などの楽曲に代表される、ガッドのサウンド、テクニック、優れた音楽性は世界中のミュージシャンから大きな尊敬を集めている。またガッドの演奏手法は非常に革新的であり、打楽器の歴史を塗り替えた特別なアーティストとして早くから高い評価を受けている。その卓越した音楽性、また“Gadd”という名前から多くのドラマーから「神(God)」と称されている。
ガッドは1945年、米国ニューヨーク州ローチェスターに生まれた。7歳でドラムをはじめ、ビル&スタンレー・ストリート、ジョン・ベックらともにレッスンに通い、マンハッタン音楽学校で学んだ後、イーストマン音楽学校を卒業した。その後、チャック・マンジョーネと共演して頭角を現し、3年間の軍隊生活を経て、1971年ニューヨークに移り、スタジオ・ミュージシャンとして活動をはじめた。
その素晴らしい才能は瞬く間に注目を集め、カーリー・サイモン、フィービー・スノー、アレサ・フランクリン、アル・ディ・メオラ、スタンリー・クラーク、リッキー・リー・ジョーンズ、トム・スコット、フランク・シナトラ、スタッフなど名だたる著名なアーティストと共演した。
また自身が結成したバンド“Gadd Gang”のレコーディングやツアーを行いながら、ポール・サイモンが南アメリカ音楽に影響を受け制作した、数々のグラミー賞受賞アルバムの制作やツアーにも参加した。
このようにレコーディングやツアーを精力的に行い、エリック・クラプトン、デイヴィッド・サンボーン、マーカス・ミラー、ジョー・サンプル、ジェームス・テイラーなどと共演を重ねるなど、現在も第一線で活躍を続けている。

スティーブ・ガッド30周年記念ドラムキット(生産完了品)