"I Play Yamaha"
Isao Nakamura(中村 功)

[ 画像 ] Isao Nakamura(中村 功)

ドイツを中心に活躍するヨーロッパで最も信頼と評価の高い打楽器奏者。1958年大阪生まれ。京都堀川音楽高校、東京芸術大学、フライブルク国立音楽大学ソリスト科卒業。
打楽器、マリンバを村本一洋、有賀誠門、高橋美智子、ベルンハルト・ヴルフに師事。
86年、ダルムシュタットにてクラーニッヒシュタイナー音楽賞、92年度青山音楽賞特別賞、2004年、イシハラホール公演「三井の晩鐘」にて第4回佐治敬三賞受賞。
これまでに、シュトックハウゼン“Michael's Reise um die Erde ソリスト編”(1986)、ノーノ“Risonanze Erranti”(1986), カーゲル“L'art Bruit”(1995)、細川“線VI”(1993)など、多くの作品を初演。
シュトックハウゼン、ケージ、ノーノ、カーゲル、ホリガー、イヴォンヌ・ロリオー、ツァグロツェック、スローン、シュトックハンマー、大野和士、高関健、ザールランド放送響、ケルン放送響、バイエルン放送響、シュトゥトガルト国立オペラ管、ボルドー国立オペラ管、イタリア国立放送響、東京フィル、大阪フィル、東京都響などと、音楽祭、演奏会、テレビ、ラジオ、CD・DVD録音などで、ソリストとして共演。又、ベルリン音楽週間より招待され、ベルリンフィルハーモニー室内楽ホールにて、リサイタルを開催。その他、ザルツブルク音楽祭、ウィーンモデルン、ルツェルン音楽祭、パリの秋、ムジカストラスブール、ハーダーズフィールドフェスティバル、ミラノ・トリノ国際音楽祭など、数多くの音楽祭にて演奏。
細川俊夫、クラウス・フーバー、ペーター・エトヴェッシュ、ヨンヒ・パクパーン、ロベルト・HP・プラッツ、ゲルハルト・シュテーブラーなど、多くの作曲家から曲を献呈され、世界初演する。
バイエルン放送響と共演したディター・シュネーベルの「エクスタシス」が、DVDとしてWERGOから発売され、ケルン放送響と世界初演した細川俊夫の打楽器協奏曲「旅人」がイタリアのStradivariusからCD発売されている。
又、95年、ピアニストのハン・カヤと“Duo Konflikt”、06年、“Isao Nakamura Percussion Ensemble”、10年、“Isao Nakamura and Friends / 中村功と仲間たち”を結成。後進の指導にもあたり、94年より06年までダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会常任講師、91年より98年まで秋吉台国際現代音楽セミナー&フェスティバル常任講師、1992年よりカールスルーエ国立音楽大学教授。ヤマハアーティスト。

CT-900シリーズ (生産完了品)

中村功 インタビュー