"I Play Yamaha"
Wycliffe Gordon

ワイクリフ・ゴードンは、聴衆やジャズ評論家から大きな称賛を浴びながら、ハード・スイングやストレート・アヘッドなジャズを世界中で演奏し続け、アメリカの伝統音楽であるジャズを正しい解釈で世界に伝えて行く大使的な役割を果たして来ている。
プランジャー・ミュートの現代的で無類の熟達した用法や、例外的なトロンボーンの演奏技術および特徴のある素晴らしい音により、ワイクリフ・ゴードンは、現代音楽史の中でも、同世代でトップのトロンボーン奏者のうちの1人としての地位を確固たるものにしている。
世界のトップ・ジャズ・ジャーナリストで構成されるジャズ・ジャーナリスト協会により、2001年、2002年、2006年、2007年および2008年に続き、2011年の「トロンボーン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれている他、過去には、米国作曲家作詞家出版者協会（ASCAP）のバンガード賞を受賞している。