アドバイス
管体内側についているグリスや汚れとオイルが混ざるのを防ぐため、注油口先端が抜差管外管内側に直接当たらないように差し込みます。
注油口先端は金属でできていますのでローターに直接当たらないように 注意深く差し込みましょう。
ホルンのページのロータリーへの注油も参考にしましょう。
1.クリーニングロッドに金属部が露出しないようにポリシングガーゼを手元まで巻付け、抜差中管、外管の内側の汚れを取ります。クリーニングロッドを抜くとき、ガーゼが管内に残らないように注意しましょう。
2.抜差中管の表面の汚れをガーゼでふきとってから、スライドグリスを少量塗ります(スライドグリスは抜差管用です。スライドには塗らないでください)。グリスが全体にゆきわたるように何回かスライドさせます。
このとき、硬いスティックのタイプのグリスは塗ったときに伸びが少ないため、まんべんなく膜状に塗れないことがあります。そうすると乾いた感じになりやすいので、乾燥が気になるときは、軟らかいタイプのスライドグリス(軟)を指でしっかり全体に塗り伸ばしてみてください。
3.抜差管の動きが悪い場合、抜差中管と抜差外管の表面に汚れ、さび、またはキズがついていること、あるいは抜差管が平行でなくねじれていることが、原因として考えられます。
ポリシングガーゼできれいに抜差の表面をふき取り、スライドグリスを塗っても動きが悪い場合は、楽器店で点検、修理をしてもらいましょう。
バルブオイルはピストンの動きをよくするためのものなので、チューニング管には使用しないでください。
1.スライドレシーバー側からローターへ、ローターオイルを注油してください。
2.ロータリーバルブのキャップを外し、ロータリーの中央の軸を支えているところにロータースピンドルオイルを少量差してください。
3.ローター回転軸と軸受にもロータースピンドルオイルを少量注油します。オイルをつけ終わったら、キャップを締めて、オイルがなじむようにレバーを動かしましょう。
4.レバー支柱台の軸受部には、レバーオイルを少量差してください。
管体内側についているグリスや汚れとオイルが混ざるのを防ぐため、注油口先端が抜差管外管内側に直接当たらないように差し込みます。
注油口先端は金属でできていますのでローターに直接当たらないように 注意深く差し込みましょう。
ホルンのページのロータリーへの注油も参考にしましょう。
ブラスソープ水溶液をつくります(ブラスソープ1に対して、30度から40度の温水10から15の割合)。
マウスピースブラシにブラスソープ水溶液を含ませスロートに通して洗い、きれいな水で洗い流してください。
ガーゼをひも状にして、細かいところも念入りに掃除してください。
ウォーターキイホールの汚れは、トーンホールクリーナーで落としましょう。