オーボエのマメ知識
オーボエに似たヘッケルフォーン

ヘッケルフォーンとは、オーボエより1オクターブ低い音域を担当し、リヒャルト・シュトラウスとポール・ヒンデミットの曲にしか出てこないめずらしい楽器です。管体はファゴットのような楓に赤い塗装です。19世紀末~20世紀初めに、さまざまな新しい楽器が作られ、定着せずにすたれていきましたが、これもそのうちのひとつです。