サクソフォンのできるまで
朝顔管(ベル)と一番管(U字管)を組立てる

トーンホール引き上げ作業の終わったベルとU字管をハンダで接合し、一体化します。

ハンダ組立

ハンダ組立

管体の彫刻はベテラン職人の手作業で、1本に30~50分位かけて、ていねいに仕上げます。これは経験と技術を必要とする作業です。

一つひとつていねいに図柄を彫刻

一つひとつていねいに図柄を彫刻

続いて管体の表面を、研磨材を塗った高速回転するバフ(布)できれいに磨きます。この作業をバフ研磨といいます。トーンホール引き上げを完了した二番管についても同じ作業が行われます。

管体を磨き上げるバフ

管体を磨き上げるバフ

バフ研磨

バフ研磨

塗装の前処理として洗浄をしてから、ホコリのない部屋で静電塗装をします。二番管も同じ手順で塗装されます。

静電塗装

静電塗装