サクソフォンのしくみ
パーツの名前を知ろう
大きく4つの部分に分かれる
サクソフォンは、基本的に、4つの部分から成っています。吹込管(ネック)、二番管、U字形の一番管(U字管)、丸く開いている朝顔管(ベル)の4つです。その管体にトーンホール(音孔)が25個あります。
サクソフォンの各名称
パーツの数は約600!
トーンホールは25個ありますが、指の数は限られているので、遠くの孔も一度に押さえられるように、キイやレバーが付いているわけです。
丸い蓋のようなものをタンポ(パッド)といいます。アルトサクソフォンで一番大きなタンポは直径約5センチもあります。この大きな蓋で、大きなトーンホールをふさぐわけです。

フェルトの円盤を羊の皮革で包んだ構造のタンポ(パッド)
そうしたさまざまなパーツを組み合わせてできているので、1つのサクソフォンを構成するパーツの数は約600にもなります。