ドラムのマメ知識
ドラムが入らない曲にはシェイカーを

バンドのライブなどの際、曲によって、ドラムが入らないことがあります。そんな場合でもアンサンブルには参加したいと思うドラマーは多いと思います。そこでお薦めしたいのが、シェイカーなどのいわゆる「振りモノ系」と呼ばれるパーカッション。サイズも小さいので、スティックケースに常備しておいてはいかがでしょう。

シェイカーは本格的なものから、カラフルなタマゴ型のものまでいろいろなタイプがありますが、まずは安価で手軽なタマゴシェイカーがおすすめ。まるで子どものオモチャのようですが、音は決して悪くありません。メーカーごとに素材が違うのでかなり音が違いますし、同じメーカーのものでも１つ１つ音のニュアンスが違いますので、ぜひ店頭で振って確かめてみてください。小さいので音量を増やしたいときには片手に2つ、あるいは3つずつもって振ってもいいかもしれません。同じようなタイプでユーモラスな野菜型のシェイカーもあります。
写真の上の2つは本格的なシェイカーで、音量も大きく、縦振り、横振りなど奏法次第でサウンドのニュアンスが変わります。