ドラムのマメ知識
19枚重ねのウッドフープ

スネアドラムやタムタムのフープは金属製が普通ですが、実は木製のものもあるのです。写真のウッドフープはシェル(胴)と同じつくり方で、19枚もの単板を重ねて輪にしてあります。まるでバウムクーヘンみたいですね。金属のフープよりも締め付けが適度に逃げるので、ウッドフープに替えるだけでシェルが深くなったのではないかと思うほど音色が太くなります。リムショットの時にもスティックの木とあいまって、より深みのある音になるようです。

19枚の単板を重ねたウッドフープ、チューニングボルトが埋め込める

19枚の単板を重ねたウッドフープ、チューニングボルトが埋め込める