ドラムのお手入れ
定期的に交換したいパーツ

ドラムのヘッド、つまり皮の部分ですが、これは消耗品です。よくドラムを買って一年ぐらいして音が変わってしまったという人がいますが、ヘッドが消耗して音が変わってしまっていることが多いようです。ヘッドを緩めてみて、スティックが当たる部分がデコボコになっていたら交換時期。よく練習する方なら半年を目途に交換するとよいでしょう。
ドラムをお持ちの人ならヘッド交換は自分でできると思いますが、初めての場合は専門楽器店やドラムの上級者に教えてもらったほうがよいかもしれません。

ドラムのヘッド
スナッピー

こうなったら交換時期です

スナッピーは消耗品で、よく叩く人なら半年から一年ぐらいで変えた方がよいといえます。バラバラになってきたら、それはすでに交換時期です。

丈夫そうに見えるシンバルですが、実はこれが消耗品。いかに金属とはいえ、いつもスティックで思い切り叩かれているわけですから、いずれ亀裂が入ったり、穴が空いたり、割れてしまったりします。 そんな亀裂が入ったシンバルは以下の方法で補修が可能です。

  • 亀裂の両端に2~3mmの穴を空けてそれ以上の亀裂が進まないようにする。
  • 亀裂が入った部分だけをキレイに切除する。
  • 亀裂が入った部分を含めて一周カットし、サイズダウンする。
  • 亀裂をハンダやバーナーでくっつける。

これらの修理は金属の加工なので個人で行うのは難しいかもしれません。こうした作業を行っている専門ショップに相談してみてください。また、いずれの方法でも音が変わることは避けられません。ただ、気に入ったシンバルであれば捨ててしまう前に試してみるのもよいかもしれないということです。