トランペットのマメ知識
フリューゲルホルンは、ホルン? トランペット?

フリューゲルホルンは、トランペットに似ているのに、どうしてホルンという名前がついているのでしょうか? ここでは、イングリッシュホルンのホルンと同様に、管体が円すい状に広がっている部分が多い楽器の総称としてホルンが使われていると考えられます。ちなみに、「フリューゲル」はドイツ語で「翼」という意味で、形状が「翼」に似ていることに由来しているようです。
全長・音域や、使うマウスピースのリムやカップの大きさなど、トランペットと共通する点が多いことからトランペット奏者が持ち替えて使うことが多く、そのため、わずかですがトランペット奏者が使いやすいように形状などが変更されていった結果、現在のトランペットと似たような形になったのです。