トランペットのできるまで
ベルを作る
ハンマーで叩いて形を作るのが伝統的工法
厚さ約0.5mmの1枚の扇形の真ちゅう(銅70%と亜鉛30%の合金)を丸め、つなぎ目を溶接します。丸めてできた筒を、熟練工がハンマーで叩いてベルの形に成形していく伝統的な工法です。この工法を一枚取りといい、高級品であるカスタム、プロモデルに採用しています。

ハンマー加工
絞り加工は力と技術で
芯金とベルを回しながら、ヘラを使って芯金にベルを押しあて、絞っていきます。大変な力仕事で、ハンマー加工と同様、熟練工の確かな技術でていねいに加工します。

絞り加工
特殊な金属を使って曲げる?
いきなり管を曲げようとすると丸みがつぶれてしまいます。そこで、中に特殊な金属を流し込んでから冷やして固め、管を曲げるのです。

U字曲げ

管の曲げ方
ベルの仕上げにロゴ入れ
ベル工程の仕上げはヤマハのロゴ入れです。コンピュータにより正確にロゴ入れします。