トランペットのマメ知識
トランペットの名曲-独奏曲編

独奏用のトランペットの曲はバイオリンやピアノと比べるとそれ程多くありません。したがってトランペット奏者は曲を編曲して演奏することがしばしばで す。しかしトランペットのために書かれた曲は、トランペットという楽器の魅力が十分に活かされているために、編曲にはない魅力を放っています。

ルロイ・アンダーソンはアーサー・フィードラー指揮のボストン・ポップス付きの作曲家として、軽音楽風の親しみやすい曲を数多く作曲しました。 これほどトランペット奏者に親しまれている曲はないといっていいほど有名な曲です。ファンファーレの音型が子守歌に使われることは意外ですが、これが不思議なほどマッチしています。アンダーソンには他に3本の独奏トランペットのための「トランペット吹きの休日」がありますが、これもファンファーレの音型を使った軽快で親しみやすい名曲です。