トランペットの成り立ち
トランペットの仲間
ピッコロトランペット
トランペットにはいろんな仲間がいます。こちらはピッコロトランペット。管の長さはトランペットの半分で、音全体が1オクターブ高い楽器です。ピストンが3つのタイプもありますが、4つが主流。ピッコロトランペットは楽器全体が短いので、低い音を出すために第4ピストンバルブが必要になります。

ピッコロトランペット
ピッコロトランペットを使った演奏例
ポケットトランペット
ポケットトランペットとは、管の長さは普通のトランペットと同じで、巻き方(形状)をコンパクトにしたもののこと。メーカーによっては、よりコンパクトにするためにベルの形状や、ボアサイズを小さくしている場合もあります。逆に、ベルの形状やボアサイズあまり変えず、音色も高級品のトランペットと全く遜色ないように設計されているポケットトランペットもあります。
体が小さいお子様など、普通のトランペットでは大きく感じてしまう人が吹く場合は、ポケットトランペットのほうが吹きやすいと感じられるかもしれません。
コルネットとフリューゲルホルン
コルネットとフリュ-ゲルホルンもトランペットの仲間。ただしフリュ-ゲルホルンは、全体的に円筒形に近い管のトランペットやコルネットと比べると、かなり広がりの目立つ円すい管です。円筒管より円すい管の方が音はやわらかくなるので、印象がずいぶん違います。音を聴き比べてみてください。
楽器 | イメージ | 動画で音を聴く |
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トランペット | ![]() |
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コルネット | ![]() |
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フリューゲルホルン | ![]() |
