マリンバのマメ知識
チャイムも音板打楽器

のど自慢大会で鳴らされるチャイムも、音板の役目をする管が縦に並んでいる音板打楽器の1つです。
チャイムは20本前後のサウンドコラム(音管)からなり、その特殊な倍音構成から、たくさんの構成音が複雑に絡み合って、中世の教会を思わせる独特の響きを出します。もともと教会の鐘の代用品として使われていた楽器で、それより以前はカリヨンやオルガンチャイムなどの大型の楽器が使用されていました。現在ではオーケストラや吹奏楽に登場することもあり、主としてコードトーンを演奏しますが、ほかの楽器とユニゾンでメロディーを演奏することもあります。

透明な音色が美しいチャイム

透明な音色が美しいチャイム