マリンバのマメ知識
ファンが回るビブラフォン

音板が金属製のビブラフォンは、たたくと音がとても伸び、長い時間をかけて消えていきます。ただし、木のように疎密がなく均一なので、出る音は無機質。そこで音に変化を付けるために、ファンが回り、ビブラートがかかる仕組みになっています。共鳴パイプの上にファンがいくつも付いた軸が1本通り、電気で軸を回すとファンが回ってパイプの口が開いたり閉じたりします。開いた時に音は大きくなり、"ワーンワーン"と音に変化が生まれるのです。回転スピードを速くも遅くもでき、好みのビブラートが出せるのです。
音の伸びを止めるためにあるのが、ダンパー。ペダルを踏むと音板の下に当たり、振動が止まります。ファンもダンパーも、音がそれほど伸びないマリンバにはない仕組みです。

音板の振動を止められるダンパー

音板の振動を止められるダンパー

開いたり閉じたりするファン

開いたり閉じたりするファン

ファンの速度調整ユニット

ファンの速度調整ユニット

ファンを回している時の音(通常)

ファンを回していない時の音