クラシックギターのできるまで
要所で発揮される職人の技

ギターの響きを決める響棒は、接着強度が強く音にいい膠(にかわ)を使って、表板に接着。膠はコラーゲン質成分が多く、冷えたり空気に触れたりすると固まってしまうので、いつも湯煎(ゆせん)にかけてあります。材料を載せる鉄板も作業前にあらかじめ暖めておきます。

突っかい状態にして響棒を接着中

突っかい状態にして響棒を接着中

2時間ほど経て接着できたら、響棒を一つひとつ、ノミとカンナで削っていきます。

ノミを使って響棒を削る。横棒はカンナで削る。

ノミを使って響棒を削る。横棒はカンナで削る。