アコースティックギターの成り立ち
アコースティックギター誕生ストーリー
アコースティックギターの始まり
現在、世界中で広く使われている鉄弦(スチール弦)のアコースティックギターを最初につくったのは、ドイツ生まれでアメリカに渡ってギターを製作した、クリスチャン・フレデリック・マーティン(1796~1867)であったとされています。当時のギターにはガット(羊の腸)製の弦が張られていましたが、マーティンは、その頃アメリカで流行していたカントリーミュージックのバンジョー奏者が違和感なく持ち替えて弾けるように、鉄弦を張ったギターをつくろうと考え、その張力に耐えられるよう内部構造に工夫を凝らし、まったく新しいタイプのギターをつくり上げたということです。
(参考資料:「ギターおもしろ雑学事典」ヤマハミュージックメディア刊)