エレキギターの弾き方
エレクトリック(エレキ)ベースの奏法あれこれ

エレキベースは、ウッドベース(コントラバス)の音域を、ギターのような奏法で弾くようにつくられた楽器です。ウッドベースの奏法を意識して、指板に金属のフレットが全くないタイプ(フレットレス)もつくられています。ただし弓で弾くことはありません。
エレキベースには、ギターと同じくピックでの演奏に加え、右手の親指や人差し指などで弦をボンボンとはじく、いわゆる「指弾き」や、アタック音が強くかなり派手な音が鳴る「チョッパー奏法」という弾き方があります。

開放弦の音

ピック奏法での演奏例

指ではじいた演奏例

スライド、和音の演奏例

サムピング(親指で叩くように演奏)

サムピング+プリング(人差し指ではじくように演奏)

エレキベースの4弦がフレットにあたって、ベースの低音とは別の金属音が出ることがあります。この原因としては、次の3つが考えられます。

  1. 4弦の弦高が極端に低くなっていて、弦がフレットに当ってしまう。
  2. 4弦側のフレットのどれかが浮いていて、そのフレットに弦が当ってしまう。
  3. ネックが逆ぞり状態でねじれていて、とくに振幅の大きい4弦がフレットに当ってしまう。

1の弦高の問題であれば、ブリッジ部分の高さを上げて弦高をやや高くすれば症状は軽減するでしょう。ブリッジの高さの調整は、小さなドライバーか六角レンチでブリッジを支えているねじを回せば自分でもできます。
2か3の場合は、フレットのすり合わせや打ち直し、あるいはネックの調整が必要になるので、楽器店で相談してください。