エレキギターの弾き方
音をコントロールする

エレキギターでロックを演奏する場合、音を歪ませるのが普通です。音の歪ませ方には2通りの方法があります。

ギターアンプで歪ませる方法

2つのボリュームゲインとマスターボリュームなどと表記されていることが多いですが付いているギターアンプの場合、ゲインのつまみを上げていけばマスターボリュームをあまり上げなくても歪んだ音になります。

エフェクターで歪ませる方法

オーバードライブやディストーションというエフェクターをギターとアンプの間につないで歪ませます。通常、オーバードライブよりもディストーションの方が歪み方が大きくなります。

エレキギターは弾く強さで音量に変化をつけるのが基本ですが、ロックの場合、音を歪ませて演奏することが多いので、弾く強さだけではあまり強弱がつかない傾向があります。また、弾いた音が伸びている間に音量をだんだん大きくしたい場合もあるでしょう。そのような時はボリュームペダルを使って音量をコントロールします。
ボリュームぺダルはギターとアンプの間につないで使うもので、アンプで音を歪ませている場合、音量によって音質が変わります。小さい音量のときは歪みが少なく、ペダルで音量を上げていくと歪みが多くなります。
それを避けたい場合は、ディストーションやオーバードライブなどのエフェクターで歪ませたあとに、ボリュームペダルをつなぐようにします。最大音量時でもあまり歪まない程度にアンプの音色を調整しておけば、音量変化にともなう音色の変化は少なくなります。
また、マルチエフェクターと呼ばれるタイプの商品にはペダルが付いているものが多く、それをボリュームペダルとして使うこともできます。