パイプオルガンのマメ知識
変化してきた鍵盤の数

かつては1オクターブを14音とする音律で、レ♯とミ♭、ソ♯とラ♭は音の高さが別でした。それで一時期の鍵盤は、白鍵が7個ある上に黒鍵が5個あり、さらにその上に分割キーと呼ばれる鍵盤が2個ちょこんと付いていました。調性に合わせてレ♯とミ♭、ソ♯とラ♭のどちらを使うか、弾くときに奏者が選んだそうです。