フルートのお手入れ
演奏後のお手入れ

  1. クリーニングロッドの先端の穴にポリシングガーゼの端を通します。
  2. クリーニングロッドの先端の金属部が露出しないように巻き付けます。
  3. 巻いた方向にゆっくりと回しながら、管体の水分を取り除きましょう。

※フルートはスワブでは頭部管の掃除ができないので、フルート用のスワブはありません。ただ、主管、足部管の掃除にはクラリネット用のスワブを使うことができます。

管体の水分を除く手順

演奏後、タンポが湿っている場合は、タンポとトーンホールの隙間にクリーニングペーパーを挟んで水分を完全に取り除きましょう。

クリーニングペーパー

クリーニングペーパー

クリーニングペーパーをタンポとトーンホールの間にはさみ、キイを軽く数回押さえます。ペーパーの当てる場所を変えて2~3回繰り返してください。

※キイを押さえた状態でペーパーを拭き取らないでください。
※タンポがベタつく際は、パウダーペーパーを使ってください。

タンポの水分を取る様子

タンポの水分を取る

ポリシングクロスで管体に沿って、キイに力が掛からないようにして拭きましょう。
毎日ふくことが、フルートの変色を防ぐために重要なことです。もしポリシングクロスだけでは落ちないほど表面の黒ずみなどがひどくなってしまったら、別売品の「シルバークロス」や「シルバーポリッシュ」を使うのも効果的です。なお、この表面の変色はフルート表面の銀が空気中などの硫黄成分と結びついてできる硫化銀です。

ポリシングクロス DX

ポリシングクロス DX