エレクトーンの弾き方
エレクトーンで曲づくり
イメージが決まったら、次はボイス選び
実際に、エレクトーンを使って曲をつくってみましょう。
上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤それぞれのパートでつくったメロディを同時に演奏することで、エレクトーン一台でほとんどのパートを一人でカバーできます。
どんな曲をつくるか、イメージを決めたらまずは上鍵盤のボイスを選びます。例えばメロディのボイス例として、テナーサックスと、ミュートの掛かったトランペットを聴いてみましょう。2つのボイスを聴いてみてください。
上鍵盤の音
テナーサックスのボイス
ミュートトランペットのボイス
次に、下鍵盤のボイスを選びます。エレクトリックピアノを選び、お化粧付けの機能であるエフェクトを足して、オリジナルのボイスをつくった例です。使ったエフェクトはタッチワウ2というもので、タッチの強弱で音の表情が変わるのです。
下鍵盤の音
エレクトリックピアノのボイス
エフェクトをかけた例
そして、足で弾くペダル鍵盤には通常、ベースパートを割りあてる場合が多くみられます。アコースティックベースのボイスを使用した演奏例をお聴きください。
ペダル鍵盤の音
アコースティックベースのボイス
このように、エレクトーンは多数のボイスを持っていますので、その選び方次第ではいろいろなジャンルの演奏が可能です。
それでは上鍵盤、下鍵盤、ペダル鍵盤、すべての音色を重ねた例をお聴きください。
下の動画はオーケストラの演奏例です。リズムにはオーケストラで使用されるパーカッションをもちいています。どのパートでどのボイスが演奏されているか、各手足の動きに注意しながら聴いてみてください。
エレクトーンの演奏例