ティンパニの選び方
スタイルもサイズも多彩なティンパニ

ティンパニを選ぶ際には、音だけではなく音程変更を行う点を考慮する必要があります。

手締め式は、各チューニングボルトを一本ずつ変更する必要があるので音程変更に時間がかかります。
ハンドル式は、ハンドルを回しフープの位置を操作しヘッドの張力を一度に変更できるので、手締め式に比べて時間は少なくてすみます。
ペダル式は、ペダルの上下でヘッドの張力を変えるので、更に短時間で音程を変更することが可能です。また音程操作を足で行うため、両手の動きを演奏だけに集中できます。1曲の中で音程を変更することの多い吹奏楽曲などにはペダル式が最適です。

用途により異なりますが、以下をご参考にしてお選びください。

  • 最初に26、29インチをそろえ、その後23、32インチと揃えることをお勧めします。
  • 24、27インチは、23、26インチに比べ、特に低音の響きに余裕があります。
  • 24、27インチを採用される場合は、20、24、27、29、32インチの組合せとなります。
    20インチは演奏曲により必要な場合にお選びください。