ティンパニの叩き方
ティンパニの配置

ティンパニの並べ方にはドイツ式とインターナショナル式があります。
ドイツやオーストリアなどのドイツ語圏では伝統的に奏者の右側にサイズの大きなティンパニを、左側に小さな物を配置します。つまり右から左に向けて音程が高くなります。
それ以外以外の地域では、逆に左から右に向けて音程が高くなるように配置するのが一般的です。この場合ピアノの鍵盤と同じなので合理的です。日本でもこのインターナショナル式が定着しています。

ペダルの位置にも様々な種類があります。ロック式のティンパニにはペダルをケトルの左右に配置しあらかじめ楽器のポジションが決められている物があります。
一方ペダルがケトルに対して中央に配置されているティンパニは、並び方を比較的自由に変更できます。
演奏様式や形態に合わせて適切な物を選びましょう。