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定年を迎えるその日まで。
技術に、ものづくりに
ワクワクしていたい。

山下 貴司

楽器・音響生産本部 製造プロセス統括部 金属技術部 金属工法グループ

2019年 キャリア入社/生体機能応用工学専攻

BACKGROUND

私の原点、入社動機

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ヤマハのものづくりに魅せられて。

世の中が必要とする価値をカタチにする。ものづくりに対して、並々ならぬ情熱を持つ山下。その原点は大学院時代の研究にあるという。
「脳梗塞などで半身麻痺になった方が、介護なしでも自律した生活を送れるようにする。そのための技術研究をしていました。とくに困難だったのは、技術のアウトプットとなる『ものをつくる』こと。基礎的な技術は確立していても、それを具現化することができなかったのです。自分にできないことをできるようになりたい。それが、ものづくりの道を選んだ決め手になったのだと思います」
新卒で入社したメーカーでは、液晶部品の製造を一貫して担当した。ここで、山下は「技術をかたちにする術」を身につけていく。ヤマハへの転職を決意したのは、ものづくりをさらに究めたいと考えたからだ。
「もっといろいろなものづくりを経験したい。楽器をはじめ、多様な製品・ビジネスを手がけるヤマハは、自らの想いを実現する最高の企業でした。何より、『楽器づくり』って楽しそうじゃないですか。好奇心をかき立てられた。ワクワクした。そこが最大の決め手だったのかもしれませんね」

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VALUE

現在の仕事、そこでうまれる価値

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現場には、発見と驚きが満ちている。

現在、山下は製造プロセス統括部に所属し、楽器・音響製品の生産設備立ち上げや改善を任されている。言うならば、ものづくりのためのものづくりだ。
「入社してすぐに配属されたのは、ヤマハのスマートファクトリーを推進する部門でしたが、よりものづくりの現場に近いところで仕事ができるチャンスがあり、今のグループに異動を願い出ました。全社を俯瞰してものづくりを革新する仕事は重要なミッションだと感じていましたが、現場に慣れ親しんでいない私が挑んでいくには、どうも地に足がついていない感じもしていました。まずは、ヤマハのものづくりを知らなければいけない。そう感じたんです」
製品の設計担当やプロセスエンジニアとコミュニケーションを密にしながら、品質のよい製品を効率的に生産する設備をつくり出す。その仕事は、彼に刺激的な毎日を与えてくれている。
「私の専門は電気ですが、生産設備の立ち上げ・改善には機械やソフトウェアなど広範な知識が求められるため、毎日が発見の連続です。また、何より楽しいのは、楽器や製品のラインアップが豊富であること。その製品がどのようにつくられているのか。一つひとつの工程にどんな意味があるのか。それらを知り、驚き、自分の引き出しが増えていく。これほど面白い仕事はそうそうないと思います」

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CREATE

「感動」を創る

感動を・ともに・創る。

入社して3年、山下はスピーカー部品の生産設備や、ピアノ部品の塗装ライン設備など、さまざまな生産設備に関わってきた。ここから、生み出された製品の数々は、人々の人生を豊かに彩る「感動」を生み出していくことになる。
「『感動を・ともに・創る』。さまざまな経験をさせていただく中で、ヤマハの理念への共感は強くなっています。『ともに』とはメンバー一人ひとりの絆であることはもちろん、お客さまと『ともに』という意味も込められています。私たちが面白いと思えないもので、誰かを感動させることはできません。今の仕事を楽しみ、仲間とともに確かな価値を生み出していく。それが、多くの人の感動につながっていくのだと思います」
山下は、全力でヤマハのものづくりを楽しんでいる。ただし、まだ道は半ば。ここには、まだ彼が知らない製品や工程に満ちあふれている。
「ヤマハには、鍵盤楽器、管楽器、弦楽器、打楽器など、さまざまな楽器を生産する工程があります。さらには、さまざまな音響機器・自動車関連部品などの生産工程もあるわけですからね。楽しみは尽きないですよ。定年を迎えるその日まで、ずっとワクワクしていられる。それだけのポテンシャルがヤマハにはあるんです」

OTHER

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