ヤマハのビジネスを
品質面から下支えする。

駒田 立汰

品質保証部 製品コンプライアンスグループ

2019年入社/知能機能システム専攻

BACKGROUND

私の原点、入社動機

[画像] 私の原点、入社動機

まさに、ヤマハの申し子?

駒田とヤマハの出会いは、6歳のときにさかのぼる。ヤマハの音楽教室でピアノを学んだことで、音と楽器に興味・関心を抱いたのだという。
「大学でも音声に関する研究を行っていました。子どものころから、当たり前のようにヤマハの音に触れていましたからね。いつしか『ヤマハで楽器づくりをしたい』という想いが強くなっていきました」
音楽の楽しみ、楽器の魅力を教えてくれたヤマハ。ものづくりへの関心が高まるにつれ、大学での学びから知見が増えていくにつれ、彼はヤマハの楽器づくりに魅せられていったそうだ。
「楽器メーカーは数多く存在するけれど、これだけ多くの製品を手がけているのはヤマハ以外にありません。さらに、私を魅了したのが、分野横断的なチャレンジを続けていること。アコースティック楽器としての機能を維持しつつ、電気的な付加価値を追加したトランスアコースティック技術などは代表的なものだといえます。ここで、今までにない音を、楽器をつくりたい。その想いが私の軸になっているんです」

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VALUE

現在の仕事、そこでうまれる価値

[画像] 現在の仕事、そこでうまれる価値

ヤマハの品質を確かなものに。

ものづくりには、多様な規格が存在する。電気、安全、環境、省エネ、動植物への配慮……。サステナビリティが声高に叫ばれる昨今、それらを満たすことなくして、製品を販売することはできない。また、その規格自体も国によってさまざまだ。
「さまざまな規格を満たす品質を担保すること。それが、私の所属する製品コンプライアンスグループのミッションです。その中で、私はEMC(電磁両立性)・無線に関する業務を任されています。その製品が電磁的妨害源とならないかどうか。電磁的な干渉を受けないか。干渉を受けたとしても、正常に動作するかどうか。求められる品質を社内外の試験や、開発陣への法規制情報の適切なインプットによって実現していきます」
ヤマハの多様な製品ラインアップを、各国で異なる規格に適合させる。必要最低限の試験で、クリアすべき課題を見出していく。その仕事には、高度な知見と明確なロジック、そして、タスク管理が求められる。
「なぜ、その試験を行うのか。その根拠を常にクリアにしておくことを心がけています。製品に求められる規格はアップデートを続けており、慣習化した品質保証業務をするだけでは、無駄な工程を生んでしまったり、満たすべき項目を満たせなかったりすることもある。学生時代にはなじみのない世界でしたから、知識もない中でのスタート。苦労することも多かったですが、徐々に確かな価値を提供できていると思います」

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CREATE

「感動」を創る

その提案が、業界の指針をつくる。

ヤマハのものづくりをビジネスとして成立させる。その上で、品質保証の仕事は必要不可欠なものだ。彼らの仕事がなければ、人々に感動を届けることもできなくなってしまう。
「製品が無事に発売されたときは、大きな達成感を得られますし、ヤマハになくてはならない仕事をしているという自負もあります。また、各国で新たな規格がつくられる際には、事前のヒアリングを通じて、私たちの見解が反映されることもあります。自らの提案や見解が『業界の指針』になったときには、大きなやりがいを感じられるんです」
ヤマハのさまざまな製品に携わり、開発者たちとコミュニケーションを密にする。その日々は、駒田の「夢」を実現させる上でも大きな財産を与えてくれている。
「さまざまな技術者と対話し、ユニークな開発思想に触れられることは、将来の製品開発に大きく役立つ経験だと思っています。目指すのは『ヤマハってこんなこともできるんだ』という驚きを届けること。自らの夢を叶えるとともに、ヤマハのイノベーションを加速させる価値を生み出したいと思っています」

OTHER

その他の社員の声