[画像] FA事業部 FA技術部 プレシジョンマシングループ

好きこそものの上手なれ――
「基板検査機」の事業拡大を担う
新任管理職

鈴川 勝

ヤマハファインテック FA事業部 FA技術部 PMグループ

CAREER

ヤマハと私、キャリアの形

プロフィール

2011年キャリア入社。大学、大学院時代は機械システム工学を専攻し、2000年に新卒で光ディスクの検査装置を手掛けるメーカーに就職。電気回路設計を担当し、Blu-ray Disc用検査機の開発などに従事した。2011年に入社したヤマハファインテック(YFT)では、基板検査機「マイクロプローバー」などの開発を担当し、各種検査機の設計実務からプロジェクトリーダーまで幅広く経験。2024年4月にヤマハ(株)へ転籍し、管理職に昇進。基板検査機に関連する事業拡大を担う新たなポストに就く。

ヤマハファインテック FA事業部 FA技術部 PM(プレシジョンマシン)グループ

主な業務内容:電子回路基板向け検査装置の開発・設計・製造

オフィス所在地:浜松・天竜事業所

私の業務

[画像] 私の業務

基板検査機の設計・開発マネージャー

ヤマハのグループ会社・ヤマハファインテックで、電子機器に内蔵される「基板」を検査する装置の設計・開発をマネージャーとしてとりまとめ、この分野の事業戦略策定にも携わっています。あまり知られていないかもしれませんが、特にFPC(うすく柔らかいシート状の基板)の断線やショートといった不具合を高速でチェックする検査機において、YFTは世界トップクラスのシェアを誇っています。

あなたの仕事の社会価値は?

現代を生きる誰もが手にする製品の品質維持に貢献し、その安心・快適を支えること。私たちの製品の代表的な検査品目は、誰もが知っているスマートフォンの基板。皆さんのお手元にあるスマホの多くはYFTの検査機によって正常な作動が担保されている、とも言えます。「縁の下の力持ち」として、たくさんの人が日常的に触れるデバイスの品質を支えていることは大きなやりがいです。

私の強み

[画像] 私の強み

電気回路のスキルを活かした幅広い開発経験

大学時代の専攻は機械システム。ただ、11年働いた最初の就職先では畑違いだった電気回路の設計を担当し、YFT入社後もアナログとデジタル両方の電気回路に関わるスキルを身に着けてきました。その上で、基板検査機の領域において幅の広い開発に携わってきた経験は強みになっています。

基板はさまざまな電子機器で使用されており、その検査で用いる技術も一筋縄ではありません。特に新規案件は必要な知識、経験、情報が不足した状態で始まることも多かった。その時々に合わせて知識を詰め込み、関係する分野の人脈を広げて対応する、ということを繰り返してきました。幅広い分野の話を理解できる、ということは多様な顧客を持つFA事業において求められるスキルのひとつだと思っています。

スキル習得の原点は?

前職の新人時代、当時台頭してきたFPGA(自由に回路の書きかえが可能な集積回路)を会社としてどう使いこなすか、評価するための実験的な開発や勉強に時間を割かせてもらったこと。半分趣味のような気持ちで楽しんで仕事に取り組んだ経験が、結果的にその後のキャリアの方向性を決める鍵になりました。

YFTの雰囲気

[画像] YFTの雰囲気

新たな挑戦に寛容

近年では超音波を使った検査技術の開発が進んでいるなど、YFTには新たな挑戦に寛容な雰囲気があります。また、海外の現場を訪れる機会が多いのも特徴のひとつ。私自身は中国や台湾に出張することが多く、コロナ禍前の忙しい時期には隔週の海外出張が半年ほど続いたこともありました。最近では、米国やベトナムへの出張も増えています。海外志向の人にとっても魅力的な職場かもしれません。

検査機事業に向いているのはどんな人?

いろいろなことに興味を持って、フットワーク軽く、常にアンテナ高くいられる人。検査機の技術は日々進化していることに加え、一見関係ないように見える分野の技術や考え方が重要なキーになったりすることもある。「新しいものが好き」という人はチャレンジの機会に恵まれると思います。

キャリアを形づくるもの

[画像] キャリアを形づくるもの

「好きこそものの上手なれ」の精神

「好きこそものの上手なれ」の考え方です。学生の時はもちろん、前職から現在に至るまで、自分の“好き”に忠実に生きてきました。

機械システム工学を専攻した大学では光学測定分野の研究に魅力を感じ、卒業後の就職先には学んだことを活かせそうな地元のメーカーを選びました。ここでは予想外に電気回路の設計を任されましたが、これが思った以上に面白かった。転機は携わっていた事業が縮小されたこと。好きな仕事がそれまでのようには続けられなくなる中でYFTの事業を知り、「電気回路の知見を使って面白そうな仕事ができるかもしれない」と30代半ばでの転職を決意しました。

以来、一貫して基板検査機のビジネスに携わっています。長く続けられるのは、やはりこのビジネスが好きだから。国内に限らない、数々のトップメーカーと直接対話できる経験や面白さは何ものにも代え難い。

もちろん「検査によって、不良がもれなく見つかることが当たり前」が前提のビジネスなので、緊張感や重圧もあります。ただ、一人の技術者として「どうやったらうまくいくのだろう」「どんな手があるだろうか」と悩む時間も苦にはなりません。好きだからこそ頑張れる。その結果、自分なりのキャリアを築いてこられたのだと感じています。

今後取り組みたいことは?

より魅力的で一歩先をいく商品をつくってお客さまに届けること。これまではお客さまの要望を受けて製品をつくるのが基本でしたが、社会が大きく変化する中、能動的な姿勢の商品開発を増やしていかなければ今以上の景色は見られません。これまで築いた人脈もフル活用し、新たな価値創造に取り組んでいきます。

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