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公務員からの転身――
環境企画で生きる「調整力」

宮谷 紘平

総務部 BCP・保険・環境グループ

CAREER

ヤマハと私、キャリアの形

プロフィール

2024年キャリア入社。大学では地球惑星科学、大学院では環境学を専攻。2016年に新卒でゆかりのある地域の県庁に入庁し、8年間で3つの部署を経験。産業廃棄物の適正処理に関する業務や私立学校への補助金交付業務、文化施設の広報・運営業務に従事した。2024年2月にヤマハ(株)にキャリア入社し、総務部BCP・保険・環境グループに配属。

総務部BCP・保険・環境グループ

ヤマハグループのBCP (事業継続計画)推進を担うBCPチーム、保険を統括・運用一元管理している保険チーム、環境課題に関する戦略立案・推進に携わる環境チーム(環境企画・環境技術)で構成

環境チームの主な業務内容:グループ全体の環境企画、環境関連データの収集と分析、外部からの環境関連調査対応、国内環境ISO14001事務局、気候変動部会事務局、環境設備監査、環境関連法対応のための拠点支援、廃棄物・化学物質・水のリスク低減企画など

オフィス所在地:浜松本社

私の業務

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ヤマハグループ全体の環境企画

基本となる業務は、国内外の生産拠点からさまざまな環境に関するデータを収集し、分析すること。とりまとめた環境データを活用し、各種報告書や調査において、分かりやすく情報を開示することも重要な任務です。また、国内の生産拠点に赴いて環境汚染リスクの洗い出しや法律への対応状況の確認を行い、改善を支援しています。

あなたの仕事の社会価値は?

地球環境に貢献し、人々が音楽を楽しめる未来を守ること。ヤマハは2023年の国際的な環境非営利団体・CDPの気候変動に関する調査で、最高評価となる「Aリスト」企業に選定されました。今後も最高評価に値する企業であり続けられるよう、環境企画の立場で尽力していきます。

私の強み

[画像] 私の強み

環境関連法の知識×調整力

実務経験に基づいた環境関連法の知識や、前職で培ったさまざまな属性の業務関係者との折衝経験が強みです。特に後者は「調整力」として社内交渉や部門間調整の実務で役立てられています。

県庁職員時代、新卒で配属された部署では、産廃処理業者や排出事業者の立入検査に携わっていました。続いて本庁に異動し、私立学校に対する補助金交付業務を担当。最後の2年間は文化施設の広報を務め、マスコミ対応にも従事しました。

いずれも多様な立場の関係者と適切な関係性を構築し、先方の事情や要望にも配慮しながら目的達成に向けた働きかけが求められる仕事でした。現在の職場ではデータや情報収集の必要性を真摯に伝え、協力をお願いする立場にあるからこそ、前職での経験や学びが役に立つと感じています。

この仕事に向いている人は?

仲間や仲間の仕事をリスペクトできる人。大前提として、私たちの仕事はヤマハの各部署・各グループ会社の仲間たちの協力なしでは成り立たないからです。

転職の原動力

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専門性を生かして「自分が属する組織自体に誇りや熱量を持って働きたい」という思い

30代を迎え「自分が属する組織自体に誇りや熱量を持って働きたい」という気持ちと、学生時代から関心を持ち続けてきた「環境」に関わる仕事を本職にしたいという思いが高まったことです。

新卒で県庁を志したのは、行政というフィールドで環境領域を含む幅広い業務に携わることが可能で、希望次第でさまざまな経験値を得られることに魅力を感じたから。実際に2~3年おきに職場や業務内容がガラリと変わり、在籍した8年間で公的機関だからこそ得られた貴重な経験を積むことができました。

一方、公務員として働く上で求められたのは、ミスなく、滞りなく、県民の安全安心な暮らしに貢献すること。あまねく全ての県民に奉仕することにやりがいは感じていましたが、自分たちの製品やサービスに対する誇りを胸に、その価値を直接世に問う会社で働くことにも憧れを持つようになりました。

高い技術やシェアを誇るメーカーで、製品に愛着を持って働きたい――。転職活動の軸をそう定めると、学生時代からトロンボーンを演奏する自身の趣向も重なり、現在のポジションの求人を見つけた時には「チャンスだ」と強く感じたことを覚えています。

転職後のヤマハの印象は?

年次やキャリアで制限をかけずに、フラットにいろんなことに挑戦させてくれる雰囲気があります。私自身入社直後から思った以上に大きな仕事を任せてもらえて、うれしさと責任感の両方を感じています。

キャリアを形づくるもの

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チャンスに迷わず手を挙げること、置かれた環境で全力を尽くすこと

「チャンスに迷わず手を挙げること」と「置かれた環境で全力を尽くすこと」の2点です。

県庁職員時代からやりたいことに携わるチャンスが巡ってきた時は迷わず立候補してきました。認められたもの、かなわなかったもの両方ありますが、後悔の少ないキャリアは歩めています。一方で、数少ないチャンスをつかみ取るために必要な心構えの一つが「置かれた環境で全力を尽くすこと」。県庁時代、不本意な仕事でも下を向かずに取り組んだことが、まわりまわって普遍的な専門性の獲得につながったと思うからです。

ヤマハのような影響力のある会社で脱炭素に向けた取り組みを進めることは、他社への影響という観点でも必ず意味があるはず。与えられたチャンスを生かし、やるべきことに全力で取り組むことが、結果として地球環境への貢献にもつながると信じています。

転職するにあたり、役立ったことは?

社会人になってからも環境領域の研究を継続し、英語論文を執筆していたこと。転職を意識した行動ではありませんでしたが、結果的に英文の読み書きやロジカルライティングのスキル、統計手法に対する理解を志望する会社に示すための証左になりました。

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