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開発職から採用のプロへ――
エンジニアの視点×人事の知見
「共感力」を武器に

大内 亮

人事部 採用グループ

CAREER

ヤマハと私、キャリアの形

プロフィール

2006年入社。大学院まで音声のデジタル信号処理理論を学び、入社後はエンジニアとして音声信号処理アルゴリズムや組み込みソフト開発に携わる。2015年に(株)ヤマハビジネスサポート(現(株)ヤマハコーポレートサービス)に出向し、人事職に転身。2017年の組織改編に伴い、同年からヤマハ(株)人事部人事グループ採用チーム(現・人事部採用グループ)に配属。2024年に国家資格「キャリアコンサルタント」を取得。

人事部採用グループ

主な業務内容:新卒採用とキャリア採用における中長期的な採用戦略の企画、年間を通じた採用マーケティング企画の実行、インターンシップの企画運営、求人募集から選考と入社までの運営実務

オフィス所在地:浜松本社

私の業務

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全社の中長期的な採用戦略の立案と採用マーケティングの企画・実行

  • 採用戦略の立案:いつまでにどの部署にどんな職種の人材が何人必要なのか精査し、人材獲得方法を含めた具体的な計画案をつくること。
  • 採用マーケティングの企画・実行:競合企業や求職者の動向調査、採用ナビサイトといった外部チャネルの活用などを指します。学生をサポートするリクルーター活動の企画・運営、自社採用サイトのコンテンツ検討や更新もその一部です。

あなたの仕事の社会価値は?

適切な職業マッチングに貢献することで、働く人の職業人生をより豊かで幸せなものにすること。役員級から新入社員、さらには入社前の学生まで、あらゆる立場の人たちとコミュニケーションをとることが必要であり、それはこの仕事の醍醐味でもあります。

私の新人時代

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音響機器のデジタル信号処理に関する、組み込みソフトウェア開発者

「音に関することなら何でもやりたい」という希望がかない、音響機器を開発する部署でキャリアをスタートさせました。ここでは組み込み組込みソフト開発のスキルをゼロから学び、業務用カラオケのDAMなどの開発にも携わりました。大学時代に学んだ音声のデジタル信号処理に関する知識を生かす機会も多くありました。試作品から初めて音が出る瞬間のワクワク感や、完成した製品がお客さまの手に届くという達成感は本当に素晴らしいものでした。

配属部署の成長環境は?

基本的な座学と並行し、配属当初から技術レベルに合わせた仕事を振り分けてもらえました。良い先輩にも恵まれ、年齢の近い開発者たちと切磋琢磨できる環境はとても良いものだったと思います。

キャリアのポイント

[画像] キャリアのポイント

10年目のジョブチェンジ

入社10年目で人事職に転身したことです。ジョブチェンジのきっかけは、周囲の「エンジニアとして生きることを楽しんでいる人」との違いを感じるようになったこと。公私を問わず、常に最新テクノロジーをリサーチし続けることを楽しめる彼らに比べ、自分は「エンジニアでいることに“努力”が必要な人」であると気付かされました。人事職への転身を希望したのは、開発の現場から離れても、エンジニアとして輝く仲間たちが幸せに働ける職場づくりに貢献したいと思ったからです。関連会社の人事部門に出向する形で当初から採用実務の経験を積み、結果として現在まで一貫して採用関連業務に携わっています。

異動希望から実際の異動までどれくらいかかった?

上司に初めて相談したのは8~9年目ごろ。実際に異動がかなったのは10年目の11月でした。

私の強み

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エンジニアの視点と人事の知見の両方を持っていること

エンジニアの視点と人事の知見の両方を持っていること。採用の仕事で特に求められる「共感力」にひもづく強みだと思っています。例えば、開発部門の担当者から「人が足りず、ひっ迫した状況にある」と相談を受けた時。その内容や緊急性を、自身のエンジニア時代の経験や知識と照らし合わせながら理解し、人事的な知見も踏まえて必要な対応を提案できます。また、理系学生やヤマハにキャリア入社を希望するエンジニアに寄り添う際も、この強みがおおいに役立っています。

採用業務の本質は、要員を欲する部門側と就職希望者側の双方がそれぞれ何を求めているか、そしてその要望の背景にあるものは何なのかを正しく理解し、適切なマッチングを図ること。そのために必要なのが相手側の心に寄り添いながら話を聞く力=共感力です。ヤマハでは理系人材の採用案件が多いため、私の開発部署での経験が生きていることは間違いないですが、当然それは万能ではありません。さまざまな採用案件に対応するために「この人の心に“入る”には何が必要か」を常に意識しています。

この仕事に向いている人は?

人に寄り添う温かい心と冷静さを合わせ持つ人。人事の仕事には、相手に寄り添い成長につなげられるようなポジティブな面と「これはダメ」とはっきりと言わなければいけないシビアな面があります。それを理解し、場面に応じた二面性を明確に使い分けられる人は強いです。別の視点で考えると、理系人材も多いに活躍の余地があります。「共感力」の観点はもとより、まだまだアナログな仕事も多い人事・採用業務のDXを担えるIT人材は特に強みを発揮できると思います。

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