2020年度実習テーマ:
オンライン音の遅延が合奏に及ぼす影響のスタディ

技術本部 研究開発統括部 第1研究開発部 音楽情報処理グループ

[ 画像 ] 技術本部 研究開発統括部 第1研究開発部 音楽情報処理グループ

オンライン音の遅延が合奏に及ぼす影響のスタディ

コロナ禍においてリモートでの合奏やレッスンという場面が増えている一方で、現状のオンライン会議システムで不足している演奏音の音質や、映像とのずれや遅延などの改善が求められています。より快適な体験の実現にはヒトの遅延に対する認知適応力や、使用するモダリティなど、ヒトの理解が重要です。本実習ではそのような点を踏まえ,お互いの音が遅れて届くことが合奏にどのような影響を及ぼすかを、実習を通じて探っていただきます。

<実習の概要>

  • 音の遅れが合奏に及ぼす影響を自ら体験する。(レポート)
  • 関連文献を自力で調査し、どのようなことが知られているかをまとめる。
  • データを分析し特性の考察を行う。(プログラム、レポート)
  • option. 特性をプログラミングで実装し、その特性を評価・考察する。(プログラム、レポート)

1/8(金)9:00~11:30

2/8(月)~2/19(金)

ご自宅

情報系、知識があれば他学科でも可

Python、MATLAB、Rいずれかのプログラミングがある程度わかることが必要です。
ヒトの行動実験の経験や認知心理学・身体運動学の基礎知識がある方を歓迎します。

演奏に関連する実験の経験のある方はその内容について簡単に記入してください。
上記のような実験経験のない方はご自身の研究テーマとの結びつきについて教えてください。
学会発表や論文掲載などがあれば記入してください。