2020年度実習テーマ:
(中止)アコースティック楽器のダイナミックレンジ調査

楽器事業本部 B&O事業部 B&O開発部 要素開発グループ

[ 画像 ] 楽器事業本部 B&O事業部 B&O開発部 要素開発グループ

【お詫び】本テーマは、残念ながら中止となってしまいました。楽しみになさっていた皆様には大変恐縮ですが、業務内容のご参考にご覧ください。

(中止)アコースティック楽器のダイナミックレンジ調査

アコースティック楽器の音は楽器の仕様により聴感上差異を感じる事は出来ますが、定量的な計測は困難です。そのため楽器の評価は一般的に官能評価を中心に行われています。
本実習では、スネアドラムのダイナミックレンジを題材に、測定方法や信号処理の改善を一緒に検討していただき、人が楽器に感じるダイナミックレンジ(または音量感)の違いをを定量的に捉える事をトライします。この成果は今後のアコースティック楽器の開発につなげられると思います。

<実習の流れ>

  • 対象楽器の体感(今回はスネアドラム)
  • 官能評価
  • 測定
  • 分析・信号処理
  • 官能評価と測定・分析結果の考察

測定の基本路線は、複数のスネアドラムを用いて、幅広い音量で楽器を測定します。その録音データを用いて分析を実施する予定です。

1/6(水)9:00~11:30

2/8(月)~2/19(金)

本社

機械系、情報系、音響系

フォーカスするポイントにより望ましい専門知識は異なります。
フォーカスしたいポイントに対して1つ以上の専門知識がある程度あれば成果に繋げやすいと考えます。

  • 測定の改善
    音響測定、振動測定、モード解析、測定機器取り扱い
  • 分析手法の改善
    プログラミング、信号処理、聴覚心理学

楽器演奏経験(ドラムに限定はしない)はいずれのポイントでもあると好ましいです。

あなたの考える理想のアコースティック楽器について自由に書いてください。