2021年度実習テーマ:マルチコアプロセッサにおけるソフトウェア処理性能の改善検討

音響事業本部 プロオーディオ事業部 MX開発部 ソフトグループ

[ 画像 ] プロオーディオ事業部 MX開発部 ソフトグループ

昨今は、組み込みシステムの製品にも汎用コンピュータのような多種多様な機能が求められており、WindowsやLinuxといった大規模OSを基盤としたソフトウェアシステムを構築することが基本となってきています。そのようなソフトウェアシステムを安定動作させるためには、マルチコアを搭載したアプリケーションプロセッサが必須となってきているが、シングルコアなプロセッサと比較して、性能の保証が難しいです。特に、我々が扱っている音の処理においては、シビアなリアルタイム性が求められるため、今後、マルチコアなプロセッサでどのようにして性能を確保していくか、が課題となってきます。
本実習では、IntelやARMのアプリケーションプロセッサが搭載された評価ボードを用いてソフトウェア処理性能の改善検討を行い、性能確保するための手法を検討、提案していただきます。

<実習の一例>

  • 性能評価方法の学習、評価環境の構築
  • 実際の製品のソフトウェアを改造し、性能改善手法を検討
  • 性能確保手法の提案

12/24(金)13:00~16:00

2/7(月)~2/18(金)

ヤマハ本社(静岡県浜松市)

電気系、情報系

  • CPUアーキテクチャと大きな関連性がある実習内容のため、CPUアーキテクチャの専門知識を有する方が望ましい。
  • Linux組込みシステムのプログラミングが主な作業になるため、Linuxや組込みシステムのプログラミング経験がある方が望ましい。

特になし