2021年度実習テーマ:デジタルオーディオ信号処理の開発

音響事業本部 ホームオーディオ事業部 HS開発部 電気ソフトグループ

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デジタルミキサー、アンプ、パワードスピーカーでは、目的に応じて様々なデジタル信号処理技術が搭載されています。例えばユーザーが操作する為のEQ、コンプレッサー、リバーブなどのエフェクター機能や、スピーカー音質向上のためのスピーカーおよび筐体の音響特性を補正をする為のFIRフィルターなどを用いたスピーカープロセッシング機能、アンプや電源回路を保護する為の保護リミッター機能など々、年々新しい信号処理が必要とされてきています。
本実習では、目的に応じた数種類の信号処理を、プロトタイプ開発から実機での実装および特性計測・評価を通し、デジタル信号処理技術の重要性を体感していただきます。

<実習の一例>

  • 目的別の信号処理機能のプロトタイピング、PC上での特性評価
  • プロトタイピングした信号処理機能の実機への実装
  • スタジオでの特性計測、プロトタイプとの特性比較・評価、改善点の実機実装へのフィードバック

12/20(月)13:00~16:00

2/7(月)~2/18(金)

ヤマハ本社(静岡県浜松市)

電気系、情報系、音響系

信号処理のプロトタイプ実装、および実機でのプログラミングとなりますので下記の知識がある程度わかることが望ましいです。

  • デジタル信号処理の基礎知識
  • MATLAB、もしくはPython
  • 組込みシステムのプログラミング(C/C++言語)

MATLAB、もしくはPythonの利用経験のある方は、その時の経験について教えてください。
それ以外の方は、C/C++言語、またはその他の言語を利用した時の経験について教えてください。