受付終了2019年度実習テーマ:回路モデリング向けパラメータの自動推定

技術本部 研究開発統括部 第1研究開発部 信号処理グループ

[ 画像 ] 技術本部 研究開発統括部 第1研究開発部 信号処理グループ

昨今AIは様々な自動化を実現しており、データから得られる特徴を基に複雑に絡み合ったパラメータ間での連携制御を容易にしています。回路モデリングを用いた信号処理開発においても、ハイパーパラメータチューニングは極めて大切なものです。これを、例えば深層学習などを活用して自動チューニングできれば、生産性の向上のみならず幅広いモデリング対象を取り扱うことに繋がります。
本実習ではモジュレーションを対象に、そのハイパーパラメータを実際の出力波形から同定する手法にトライし、自動チューニングの確立へ向けた研究開発を実際に体験していただきます。

<実習内容の例>

  • 深層学習開発環境の習得
  • エフェクトの実装
  • 実装したエフェクトを使ったデータ拡張
  • データからのハイパーパラメータ学習
  • 学習データの妥当性検証
  • 改善点の検討

1月9日(木)15:05~16:45

2月10日(月)~2月21日(金)※土日を除く

ヤマハ本社(静岡県浜松市)

情報系、音響系
※ミキシング経験があることが望ましいです。

Pythonを用いてプロトタイピングしますので、一般的なプログラミング経験、深層学習のプログラミングの経験者であることが望ましいです。C言語のコードを参照する場合もありますのでC/C++が読めるとなお望ましいです。

beta-VAEは通常のVAEと異なる特徴を持ちますが、それについて本質的に論じてください。