受付終了2019年度実習テーマ:電子ピアノ試作品の性能検証と電子楽器用パワーアンプモジュールの音質改善検討

楽器事業本部 電子楽器事業部 電子楽器開発部 電気グループ

[ 画像 ] 楽器事業本部 電子楽器事業部 電子楽器開発部 電気グループ

電子ピアノは、意匠、機構、電気、ソフト、音響、コンテンツなど々、多くのエンジニアの共同作業で開発されます。本テーマは電気エンジニアを目指す皆さん向けのプログラムです。ユーザーのタッチを鍵盤のセンサで読み取り音源チップで適切な波形を準備してリアルタイムで再生するには、高速で確実に信号を処理伝達するデジタル回路技術や高音質再生を支える電源やパワーアンプといったアナログ回路技術が不可欠です。ヤマハの電気エンジニア達がこれらの技術を駆使して新たな製品を作り上げるプロセスを体験してください。

<実習内容の例>

  • 2021年発売予定の新モデルの試作品評価
    (550項目にのぼる設計検証リストには、誰にでもできる体力勝負のものから高度な専門性を要するものまで様々な検証項目があります。これらの検証項目から自身で実施できそうなものを選び、先輩技術者の指導の下で責任をもって実施していただきます)
  • 2022年発売予定の新モデルに搭載するパワーアンプモジュールの評価
    (どのような回路パラメータがどのように音質に影響するのかを確認し、さらには測定器には現れない部品の音質差を自身の耳で評価していただきます)

普段の飾らない電気エンジニアの職場を体感するとともに、自身が関わった商品が店頭に並ぶ喜びを感じてください。

1月9日(木)9:30~11:10

2月10日(月)~2月21日(金)※土日を除く

ヤマハ本社(静岡県浜松市)

電気・電子系

特別な専門知識がなくとも参加していただけるプログラムですが、電磁気学や回路理論を履修済みの方はより高度な検証項目にチャレンジできます。
オシロスコープや半田ごてを多用しますので使用経験があることが望ましいです。

電気回路を組んだことが有る方はその時の体験を教えてください。電気回路を組んだことの無い方は組んでみたい回路について教えてください。