2019年度実習テーマ:楽器用木材の改質技術開発と音響物性測定
受入部門
楽器事業本部 B&O事業部
実習内容
楽器に使用されている木材は、その音響的な特性や歴史的背景などから世界中から選択され調達されています。
その中には、限られた地域でしか産出されない希少なもの、さらには成長の遅い木材も含まれており、昨今の地球環境への関心の高まりなどもある中で、材料の代替が検討されています。
そのような問題へのアプローチの1つとして、希少材の物性が得られるよう、植林材などの汎用木材を改質する技術開発が行われています。
今回の実習ではそのような技術に触れ、またその物性測定を実際に体験していただきます。
実習期間
9月9日(月)~9月20日(金)※土日祝日は除く
実習場所
ヤマハ本社(静岡県浜松市)
望ましい学科系列
化学・材料系
望ましい専門知識
材料技術〔金属・木材・プラスチック)、化学技術(有機・無機・高分子)
下記の知識・技術があると望ましいです
- 木材などの材料についての知識
- 化学や物性についての基礎知識
テーマ別質問
理論的裏付けなどはなくても構いませんので、下記の問いについて、あなたの考えを書いてください
- あなたにとって理想の楽器とは?
- その楽器にの実現のために材料に必要となる特徴はどのようなものがあると考えますか?