受付終了2019年度実習テーマ:塗膜の耐薬品性向上のため樹脂組成及び硬化条件最適化検討

ヤマハファインテック(株)カーパーツ事業部

自動車内装部品の塗膜に対して、日々新たな耐薬品性が求められてきています。
我々が、日常的に使用している多くの車室内用クリーナーや芳香剤はもとより、日焼け止めや虫除け剤などの影響も評価しなければなりません。
これらの様々な薬品に対する耐性向上を実現すべく、樹脂組成及びその硬化条件の影響評価を実施いただきます。

9/9(月)~9/13(金)

ヤマハ天竜工場(静岡県浜松市)

化学・材料系

材料技術(金属・木材・プラスチック)、化学技術(有機・無機・高分子)、品質技術(評価・分析・測定・管理)

  • 塗膜の耐薬品性を向上させる上で、その塗膜に使用する高分子材料や添加剤の特性を理解し、配合比率を変更することによる塗膜物性に及ぼす影響を想定しながら、試験を進めていただきます
  • 耐薬品性の評価方法についても、「市場で実際に発生する不具合を、いかに短時間で再現できるのか」が、開発効率に大きく影響を及ぼしますので、評価/分析技術に対する知識も必要となります

カーパーツ事業部では、本物の素材を加飾材料とした自動車高級内装部品の開発/製造/販売をしております。
楽器製造で培った木工加工/樹脂成形/接着/塗装などの生産技術ノウハウを集結し、自動車室内環境に耐えうる天然木材を使用した本木目パネルをはじめ、アルミ、カーボンなどの本物素材を意匠材とした自動車内装部品を開発しています。

  • 我々の商品に対する皆さんのイメージなどざっくばらんにお聞かせください