2019年実習テーマ:電気検査装置の構造解析および最適化

ヤマハファインテック(株)

電気検査装置とは、スマホの回路を構成するフレキシブル基板の量産工場で電気的な接続状態を検査する装置です。
近年、装置の開発設計では【短納期開発】と【高い開発完成度】という相入れない要求に応える必要に迫られてます。
そのような背景の中、開発設計時に【リスク箇所抽出】と【短期間評価】を同時進行し、フィードバックすることが求められてます。
開発設計者の経験・スキルに加えCAE(コンピュータ上でのシミュレーション)が有効なツールであることは、いうまもないことです。

今回は、開発設計途中にリスク箇所を短期間でCAE検証し、開発設計にフィードバックしていくという一連のプロセスを体験していただき、装置開発設計のダイナミズムを肌で感じとってほしいと考えてます。

<実習の流れの一例を以下に示します>

  1. 基本設計に基づき3Dモデルを作成
  2. 3DモデルのCAE解析・評価
  3. 評価内容に基づき脆弱箇所の強化対策案の3D設計
  4. 強化対策案のCAE解析・評価(評価結果により3.に戻る)
  5. 経済性を考慮し最終案を決定

機械系

【機械工学の4大力学】のうち、特に機械力学・材料力学機構
機械設計、機械加工学
CAD関連機器のオペレーション

これまでのご自身の機械設計経験またはシミュレーション経験をお教えください。

なし