2019年実習テーマ:車の音響空間を快適にするための評価技術の開発

電子デバイス事業部

車と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?そのイメージは5年後も同じでしょうか?

車業界では、自動運転やコネクテッドといった新技術が訪れ、シェアリングなどのサービスも重要視され始めました。
従来の車は「走りや安全の高性能化」を追求してきましたが、今後は「移動中にどんな時間を過ごすか」という点に価値が広がっていきます。車の中で思いっきり音楽を楽しんだり、心地よい空間でリラックスする時間が貴重なのかもしれません。

そんなことを考えながら、車分野での事業領域を拡大すべく開発を進めています。

<実習の流れの一例を以下に示します>

  • 評価に必要な音響測定と解析の手法の学習
  • 実際の車を使っての音響評価
  • 上記体験を基にした、改善や新手法の提案

機械系、電気・電子系、情報系、音響系、その他理系

伝達関数についての基礎知識、MATLAB等の数値解析ソフトウェアの使用経験

車の音環境について、「今までに困ったこと」「こういうことが実現できたらおもしろい」などのお考えを伺わせてください。

ヤマハの事業領域にはどのようなものがあるか、会社ホームページを見て理解を深めておいてください。