2019年実習テーマ:PA機器のソフトウェア品質保証

PA開発部

近年のPAシステムは、高機能化・ネットワーク化などにより非常に開発が難しくなる一方で、ホールでの音響や屋外ライブ会場でのPAなどミッションクリティカルな現場で利用されるため、その品質担保には大変気を使います。

大規模ミキシングシステムに対する仕様観点・ソフトウェア観点でのテストを通して、商品開発における品質維持活動の重要性を体感するとともに、大規模化が進むPA機器のソフトウェアの実際を体感していただきます。

<実習の流れの一例を以下に示します>

  • 製品仕様理解
  • テスト観点出しとテストケースの洗い出し
  • データベースを用いたテストケースの管理実習
  • テストケースに基づいたテスト実施と原因追求 (可能ならば、ソースコードから原因を追ってみる)
  • 不具合情報からの修正・再検証までの流れの体験

※個人のスキルレベルに合わせて課題の深さを変えます。

機械系、電気・電子系、情報系、その他理系(物事を論理的・多面的に捉えられる人物が望ましい。特に専攻は問わない。)

論理的思考。PA知識・ソフトウェア知識があればなお良い。

これまでのPA製品に対するイメージについて教えてください。
また、自らの経験の中で最もクオリティにこだわったこと、について聞かせてください。(対象はなんでも良いです)

ホームページやカタログなどでPA製品(他社品含む)の知識を深めて来てください。